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July 14, 2010

だいぶ遅い東京国際ブックフェアレポートです(その3)

 レポートもようやく3日目、最終日です。
 最終日は、朝から最期までずっとボイジャーのターンと言いますか、ようするにステージデモが目白押しです。
 しかも一般日ということもあって、どれくらいお客さんが来られるか、という点も心配です(通常、一般日初日の人の流れは鈍いのです)。が、今年は一般参加日=デジパブ最終日ということもあってか、朝から飛ばしてます。

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 最終日最初のステージは、毎年来ていただいている松井 進さんの講演です。「印刷された本は“本”ではない―視覚障碍と電子出版」と題してお話をされました。松井さんといえば、相棒の「ロミオ」くんですよね。今年もプリティな姿でカメラの視線を独り占め?

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 松井さんのお話は、視覚障碍を持つ方だけでなく、文字の認識ができない失読症の方など、通常の書籍を書籍として読むことができない人が沢山いること。そういった人たちには電子書籍やパソコン、電子機器が本の代わりであり、本そのものであることなどを熱く語って居られました。
 もちろん点字書籍や朗読サービスなどもありますが、もっと沢山の本をもっと自由に読むにはほど遠いものがあり、これからもますます電子化されることが望まれますね。

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 松井さんが持ってきた電子機器をお客さんに示す萩野社長。……パブリッシングフェアで企業のトップが率先してアシスタントをするブースは、ここボイジャーブースだけ!?

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 「ジャーナリストから見た“電子出版”」というタイトルで講演をされた、海上 忍(うなかみ しのぶ)さん。お昼の講演にも関わらず、多くの人が講演に耳を傾けました。DVDビデオがエラー起こして(100円ショップ製のバカーっ!)動画撮影できなかったので、ボイジャーさんの公開するビデオを楽しみにしています。

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 もうステージでは次々とデモが行われ息つく暇も無い状態です。
 「“マガジン航”座談会」では、マガジン航の編集長、仲俣暁生さん(モニターを挟んで右)を中心に、漫画家の藤井あやさん(モニターを挟んで一番左)、クリエイターの米光一成さん(モニター横、左)が対談を行いました。

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 この対談は「USTREAM(ユーストリーム)」を使ったネット配信で中継されました。ご覧になった方は居られますでしょうか? 事前に情報があれば、告知していたんですが……(そして見たかった、くすん)。
 来年は、ステージ全体をストリーミング中継しようという考えもあるようですし、個人的には会場内の様子やブース内を中継したいですね(店長のネットブックでどれくらいの人に配信できるのかは不明ですが……やるだけの価値はあると思います)。

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 理想書店でも人気ベストセラーを出しているという、人気ブロガー小飼 弾(こがい だん)さんです。ブロガーというのでどのような方か興味ありましたが、何だか豪快な感じの印象を受けました。ですが、かなり繊細な方だそうです。

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 小飼さんと萩野社長との対談も行われました。理想書店の決済が面倒(笑)とか、いろいろと突っ込まれて萩野さんがタジタジになる場面も。ですが、そんな突っ込み所も電子書籍の利点である、と力説されていました。
 ボイジャーデモの講師の方は、本当に話が面白いので、ぜひビデオ公開で見ていただきたいです。

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 2日目、林さんとの対談形式でステージデモを行われた、大谷和利さんの2回目の講演です。今年は日にちが少ないので、大谷さん単独のお話は、これ1回限り。時間も30分と短いのが残念です。「iPhoneを作った会社」と題してアップル社やジョブズとその製品についていろいろと……。
 かの伝説の「1984」のCM画像やナレッジコンピューターなど懐かしい話も飛び出し、さすがエヴァンジェリストですね~、と思います。

 アップル製品のファンについても話していて「アップルの製品は人々の心を掴む」という点についても語っていました。店長に妹がいますが、彼女もノート型のマッキントッシュが欲しいんだそうです。なぜ?、と聞くと「肌触りがいいから(笑)」だとか。以前、金属の表面加工を行う工場で働いていたことがあって、そこでiPodやマッキントッシュなどの製品の加工を見ていた…というか検査していたので、マックが一番触り心地が良かったのだとか。
 う~む、五感にも訴えるそんな部分がアップル製品の魅力のひとつでもあるのでしょうか?(完全に余談ですが)

 なお、ポシブル堂書店ニュース#258において、大谷さんのお名前を別の人の情報をコピー&ペーストしたまま修正するのを忘れておりました。大谷さんに御詫びすると共にメルマガ購読の皆様にも御詫びいたします。すみませんでした。

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 いよいよ最期のステージです。インターネット・アーカイブの幹部でありブックサーバーの責任者であるピーター・ブラントリーさんの講演が行われました。
 無料セミナーでは、人数制限があって見ることができなかった人もここではゆっくり見ることができますね。また、時間もたっぷりあったと思うのでご覧になった方も得るべきところは多かったと思います。
 店長のビデオカメラは20分でバッテリー切れ……残念。

 講演の後は、萩野社長が写真を示しながら、インターネット・アーカイブについて紹介していました。ピーターさんとのやり取りもあり、面白かったです。

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 そして最期の萩野社長のステージです。有料セミナー、無料セミナーのエッセンスがここでも話されます。
 ボイジャーブースでの最期のステージは絶対に見る!
 もうこれは忘れてはいけません。今年、うっかり見逃した方は、来年は絶対に見ましょうね。損はないですよ。

 画像が小さくて見えにくいと思いますが、モニターに映っている白黒写真は、萩野社長が映画監督時代のもの。中央に映っている人が、若かりし頃の萩野さんだそうです。
 余談ですが、ピーターさんが萩野社長のことを「ロックスターだ」と評されたそうです。どこに行っても話題の中心で、人だかりがし、人々を魅了する。そのことは周囲のブースと見比べても分かります。ボイジャーブースは本当に面白いです。

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 最終日のトリを務めますのが、ボイジャーの開発の小池さんです。ここでも無料セミナーで話されたことを中心にePubについてや、T-Timeとの親和性、構造化テキストの重要性について話されました。
 ルビひとつを取っても日本独自のもののため、ePubでは完全に統一されていません。今後、世界に向かってボイジャーがどんどん発信、提案してくださるそうです。

 そして蛍の光が鳴り、デジパブの最終日が終わってしまいました。まだ小池さんの説明は続き、お客さんも帰らない……。それだけ注目されているのです。

 今年、ご来場いただけなかった皆様も来年はご来場いただければと思います。
 また、ご来場いただいた皆様、店長とお話させていただいた皆様、大変ありがとうございました。
 これにて拙いレポートを終わります。

 では、ボン・ボヤージュ!

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